皆さんはフレアバーテンディングというものをご存知でしょうか?
ボトルをくるくる回したり、シェーカーを投げたり、お客さんを楽しませるバーテンダーのテクニックのことです。
その一つの技に掌にリキュールをつけ、それをライターで火をつける物があります。
この技、一見アルコールが燃えていると思われがちですが、実は燃えているのは砂糖の方なのです。
お酒を飲むと人格が変わる人は、そう少なくありません。
お喋りになったり、行動が大胆になったり、踊りだしたり。
これらも、アルコールの効果だと思われがちです。
しかし、実際はお酒に含まれている砂糖でいわゆる "Sugar High" の状態になっているのです。
アルコール自体は、心拍数、呼吸、共に落ち着かせ、遅くする効果があるのです。
なので酔っ払いが私の家のすぐ外でここはコンサート劇場かと思うような大きな声で騒ぎを起こしていても、それはあくまで砂糖のせいなのです。
まさに酒の裏のドン、砂糖です。
。。。
砂糖めぇ!
近所迷惑じゃー!
つむり子さっきから勉強に集中できん!
おっと、いけない。
取り乱してしまった。
落ち着け、つむり子。
深呼吸。
。。。
まぁ、これもあと少しの辛抱。
砂糖が血流から細胞に取り込まれをたら、今度はアルコールの出番です。
いずれは静かになります。
もし、砂糖とアルコールを人に例えるのならば、
砂糖はすぐトラブルを起こすいたずらっ子で、
アルコールは大らかなその幼馴染といったところですかね。
砂糖が問題を起こしたら、いつも一緒にいるアルコールのせいにする、というような感じです。
と言ってる間に外の酔っ払い達が静かになりました。
いつも勘違いされがちなアルコールですが、今回はつむり子大変感謝しております。
それでは、勉強に戻るとします。
PR