そして氷柱は空から降ってくる凶器なのです。
つむり子の家の屋根はぶっとい氷柱でき放題の構造となっております。
その上、暖かい日中に冷える夜間という時期が続きますと、まさに門をくぐる行為は度胸試し同然です。
特に夕暮れ時などは部屋にこもっていると、
「ピシッピシッ」
「パリッ」
「カシャーン」
などと恐怖の響き。
先日、お昼時に雪かきをしていたら、直径3センチ、
刃渡り長さ20センチほどの大物に脳天を狙われてしまいました。
幸い、頭上10メートルほどで割れかけている音が聞こえたので、上手く避けれました。
というよりも、頭上だけにつむり子の注意は集中していました。
何十回という回数を、落ちない氷柱をびくびくと避けていました。
正直、一回くらい落ちてくれないかなぁ、などと思っていた頃でした。
ほとんどの氷柱は落ちて、今は本数も減ったようですが、油断は禁物です。
毎日命を狙われているようで、まるで007のような危険&格好いい日常を送っています。
勿論マティーニは、
”Shaken, not stirred"
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