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つむり子の日常の記録。
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注意:今回の内容は、少々、宗教が絡んできます。つむり子のキリシタンの知識は、大変乏しいため、人によっては、不愉快に感じる恐れがあります。あらかじめ、ご了承ください。


つむり子の部屋は現在、読むべき本たちが数本の塔をなしています。
読まねば、いかんのだよ。
というわけで、記念すべき第1冊目。
Discarded Science: Ideas that seemed good at the time...
お察しのとおり、「お話」ではないので、人によっては読むのが億劫かもしれません。
つむり子はといいますと、この手の本は、結構好きなほうです。
ダーウィンの進化論も、読むべき本の1冊です。

それはともかく、この本は、昔の科学者やそうでない科学者まがいの人々が昔どういった考えを持っていたのか、それらを、チョコチョコまとめたものです。
読んでて思う、昔の人たちの想像力の豊かなこと。

例えば、聖書に基づき、地球は平らであり、そして、宇宙の中心であるという考え。
有名どころでは、ガリレオが太陽が中心であると反論していますが、実際は、ニコラウス コペルニクスという人物が先に考えあげた論理なのです。
ただ、コペルニクスは、教会を恐れ、出版した本の冒頭には、「太陽が中心、かもしれない」
と書いたのに対し、ガリレオは「それ以外考えられない」と主張し、裁判沙汰になったのであります。

そして、地球は平らであるという考え。
何でも、聖書に書いてある、四人の天使が地球の四つの角に立ったという一説からくる考えだそうです。
大変勉強になります。
何せ、つむり子の宗教に関する知識はほとんど、「聖、お兄さん」で培ったものですから。

面白いギャグ漫画です。
知らない人は、ぜひ、読んでみてください。

ともかく、平らな地球だと、淵、つまりは「南極」から落ちてしまうのではないかと思うつむり子。
もちろん、昔の人たちはこのことも考えました。
なので、淵は氷で固められており、端には、大きな山々が交通を阻止していたと考えたそうです。
なるほど。
とにかく面白い。
その、「淵から落ちてしまう問題についてはどうしよう?」に対し、
「山で囲っちゃえばいいじゃん。」的な発想が。
根拠の無いものを、確定された真実のように述べられる、ってすごいです。
昔の人は、想像力が豊かなだけではなく、自信家だったのかもしれません。

そして、いずれは、地球は球体であるという考えに治まるのですが、ここでもまた一悶着。
今度の喧嘩は、果たして地球は中が空洞であるか、そうでないかという事についてです。

あ、ちなみに言い忘れましたが、実際もっと前の時代の古代ローマの人々は、地球を球体と考えていたそうです。
一歩進んで、二歩下がってしまいました。

そして、地球空洞説のひとつで、地下には熱風を蓄えた洞窟がいくつもある、というものがありました。
この説によると、火山の噴火というのは、この溜まるに溜まった熱風が一気に大気に逃げ出すときの現象だそうです。

でも、当分火山の噴火が観測できなかった時は、地球は内側の圧力に耐え切れず、大爆発するのでしょうか?
だとしたら、大変ですね。
火山が噴火しなければ、地球の破滅を恐れ、
火山が噴火すれば、火山灰だ、ガスだ、マグマだので、迷惑被り、
両刃の剣ですね。
昔の人は、想像力豊かであり、自信家であり、そして、心配性だったのかもしれません。

火山で思い出しましたが、富士山は休火山ではなく活火山と認定され直されたそうですね。
いつの事だったかなと思い、調べたところ、なんと、活火山の定義は2003年に変わっていました。
つむり子、少々後れているようです。
何でも、今は、「概ね1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴火活動のある火山」が活火山だそうです。
言葉を言い換えてしまえば、富士山含み、日本にある110ほどの活火山はいつ噴火してもおかしくない状況にある、ということですね。
怖いわ~、とは思いますが、冷静に考えてしまえば、この事実を調べる前と後との10分間に特に状況が激変した、というわけではないのですが。

富士山の噴火も十分怖いですが、やはり、「起きるかもしれない」というものよりも、もっと身近なものの方がつむり子にとっては、恐ろしく感じます。
つむり子母が、近い将来、休火山になることを祈って。
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